中国の現状

中国の住居事情

【中国で生活してみたい】中国の住居事情は知っておきましょう!

今回は中国の住居事情についてお話しましょう。

住居事情は、ほとんどがルームシェアです。

私は北京市東城区の和平里という場所に約3年住みました。
(読み方は、フーピンリーです。)

東城区には、天安門など有名な観光名所がいくつかあり
外国人も多く住んでいました。

中国のルームシェアは、お風呂・トイレ・キッチンは
共有で、寝るところだけ別々になっています。
(ほとんどがそうかな。)

私がルームシェアしていた部屋は本当にシンプルで
ベッドと机、クローゼットのみで、寝るだけの部屋でした。
日本の高校の寮の部屋のようでした。
(それはそれでエンジョイしていました。)

よく洗濯機の排水溝がはずれて、一番近い私の部屋まで
水が流れ込んできていました。

この内容で、2,100元の家賃でした。
そんなに不満でもない額だったので2年は住みました。
2年目からは、10%上がって2,310元でした。

私が住んでいた部屋とは別に、あと2部屋大きな部屋がありました。
実はちょっとした問題がありました。

ちゃんとした確証はありませんでしたが…
どちらの部屋も男性が二人で住んでいました。。

シャワールームに男二人で入っているのも何度か目撃しました。
ここから先はご想像にお任せいたしますがw、中国はワリとその割合が
多いと後から知りました。→確証はありません。

私はルームシェアの一部屋を一人で使っていましたが
前回ふれたように中国の平均収入はそんなに高くはありませんので
ルームシェアの一部屋さえもシェアしているのが現状です。

中国で不動産契約をする上で気を付ける点は以下です。
(賃貸契約です。)

不動産選びはなるべく大手を;

これはリアルな話です。
私が中国で生活した初年度に住んでいた部屋を斡旋した業者は
いわゆるコワい人たちの会社でした。

退去時に、手数料をなるべく多く取ろうとあれこれ難癖をつけて
それはもう大変な思いをしました。

大手で言えば「HOMELINK」や「我愛我家」などが良いと思います。

信頼できる通訳ができる人と一緒に;

これは不動産契約に限ったことではなくビジネスを中国で
展開する際も同じことです。

中国は色々な面で日本人が思っているほど整っている国
ではありません。
そして日本人が準備して、身構えていても到底無理なくらいの
ショックがあります。

中国のことは中国の人に任せておいた方が良いのですが
クライアントに内緒で通訳者が勝手に色々なコミッションの契約を
こっそりとしていまうことも少なくありません。

いつの間にか自分の雇った通訳者が取引先とグルになっている
ということも少なくないので注意が必要です。

意外と進んでいる専用ネット決済;→ここ数年で既に変わっています!

今となっては、WeChatで支払いができる時代になっています!

上記に挙げた大手不動産会社がそうでしたが
家賃をネットの専用決済システムを採用するようになっています。

意外とこういうところは進んでいて、いや、忌々しいと言うべきか
せっかく家賃を払いに行ったのに、逆にネット決済でなければ払えない
という融通のきかない事件もありました。

ネット決済にはネット決済ようの銀行口座を作らなければならず
中国では銀行口座は大体支店名も指定されていて
その支店まで直接赴かなければ作れないという
これもまた融通のきかないこと…。

口座を作りに行っていると、支払いの期限が切れてしまい
期限を過ぎるという記録がつくと、退去時にペナルティとして
かなりの額が敷金からもっていかれるという残念なことになります。

こういうお客様への事前の説明準備や、そもそもお客様を大切にする
ホスピタリティ精神のようなものは本当に欠如しています。

もし中国へ行く機会があれば、もしかすると一週間程度の
観光では分からないかもしれませんが、ぜひ心積もりのほど。

こうしてFBの記事を書かせていただいているたった今この瞬間にも
北京のマンションは高騰しています。

高級住宅、日本で言うと1R以上の一人で住める部屋などは
驚くほどの価格になっています。

この高騰がバブルのように弾け、大した給与ももらえていない
普通の一般市民が路頭に迷うようなことがないように、願います。

 

↓住んでいた部屋

 

↓和平里の街並み

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