
【中国進出は藁にも縋る最後の戦略?】なぜ経営者は中国を目指すのか
テーマは「中国ビジネス進出」
どうして経営者ってみんな中国展開するの?
・どうしてみんな中国に進出したがるの?何があるの?
・中小企業経営者ですが、中国進出を本気で検討してるのですが…?
・そもそも何をやれば良いのか分かりません。
よく寄せられる質問です。
一重に中国進出と言ってもその方法はたくさんあります。
現地に法人を設立したり、現地のパートナー企業と手を組んだり様々です。
大手を含め多くの日系企業が中国展開を目指し進出を果たしています。
なぜでしょうか。
それは、中国はとてつもなく大きな市場だからです。
ここでは、中国展開をしていく上で知っておくべきポイントをお伝えします。
一度は失敗した方、これから進出を目指している方には、ぜひ最後まで読んで下さい。
そもそも…どうしてみんな、中国進出を考えるんですか?
会社によって事業戦略などは違うとは思いますが、そもそも日本は
製造業の会社が多いのでモノをたくさん売りたいわけです。
モノをたくさん売りたい→たくさん人がいるところで売りたい
「日本に近くて人口の多い市場ってどこだろうなー…?」
そう考えたときに、中国市場が一番魅力的というわけなのです。
おさらいですが、中国の人口は、約13.90億人で、
国土(面積)は約960万平方キロメートル(日本の約26倍)と非常に大きな市場です。
*数値は外務省HP「中国基礎データ」より引用
(中国の人口について詳しくはこちら!)
みなさん、ご存知の通り、日本が直面する「人口減少」という問題は
企業にとっては大打撃であることは言うまでもないことかと思います。
今後、この減りゆく人口の中で、莫大な宣伝広告費をかけ
大企業とのし烈な競争を勝ち抜きながら顧客を獲得していかなければならない
そんな状態なのです。
その点、中国に目を向ければ、モノを運ぶにも比較的物理的距離も近く
モノを売りたいメーカーにとっては立地条件が良く
市場としてはパーフェクトなのです。
他にも理由があります。
最も大きな理由は、市場の大きさですが、
その他にも持続的な市場であることも挙げられます。
中国の人口は2030-2035年に最もピークで、約14億6,434万人を迎えると
国連が予測しています。
*出所:ヤフーニュース「中国人口はピーク時に14億6400万人…国連予想による中印の人口推移をさぐる(2019年公開版)」
この国連予測によると、2100年までに人口の減少はあるものの、
10億人を超える人口が常に存在し、
継続して安定的な市場が存在することも分かります。
例えそこに大きな市場があっても、安定的に消費が見込める市場でなければ
その価値を発揮できません。特にビジネスにとっては。
ある一定の消費力が見込める!
ただ単純に人口が多いだけではビジネスになりません。
これは中国に限らず、他の海外進出を手がける上でも大切な要素となりますが
実際にお金を払ってくれる人、お金を払える人、を消費者層と言い
中国のこの消費者層の人口も莫大な数となります。
この消費世代も、今後100年を見ても、ある一定数の塊があり
持続的な消費が見込めるからです。
中国のマーケティングの言葉で、世代を分けて呼ぶときに以下のような呼び方をします。
80后(バーリンホウ)
これは、1980年以降にうまれた人たちのことで、「后は後」、「バーリンは80」という意味です。
いま、中国では新しい有力な消費者層のターゲットとして
以下の理由からこの80后(バーリンホウ)世代が注目されています。
・改革開放後の安定した社会で、かつ成長する経済の環境下で育った最初の世代であること
・一人っ子政策の影響から、一人っ子が多い
・70后以前の世代と比較して、大卒ホワイトカラー比率が高い
・中国ITの成長とともに発展した背景からインターネットユーザーが多い
この80后世代は約2.2億人いると言われていて、中国企業のみならず
中国に進出した外資系企業もこの存在を無視できない規模のボリュームとなっています。
実は意外と親日なんです!?
よく日本人経営者の方々から以下のようなご質問をいただきます。
「中国って大丈夫なの?危なくない?」
これもまた、日本のマスコミや日々の報道のせいでしょうか。。。
このあたりは、バックナンバーの「中国の現状シリーズ」を見ていただくとして
意外と日本のことが好きな方が多いな、というか、多くなった気がします。
なぜか…
日本には世界に誇れる万国共通でみんなが夢中になるものがあります。
それは、アニメです!
情報規制こそあれど、最近ではVPNを使うなどして、
日本のアニメに夢中な中国の方も少なくありません。
コスプレの大会もかなりの規模で開催され、そののめり込みの凄さに圧倒されるほどです。
ビジネスにおいて、事業戦略を立てる際には、
市場の大きさ×市場の持続性×消費力
で市場の強さを推し量ることが良くあります。
この式から見ても、中国という市場の市場価値が如何に大きいかが分かります。
なぜ経営者は中国進出を目指すのか
以下、5点から経営者が中国進出を目指す理由を解説しました。
・市場が大きい(人口が多い)
・持続性のある市場である(人口が減りにくい)
・消費力の高い世代が若い(特にお金を使う世代)
・意外と親日な若者が多い(日本のアニメ文化)
・ビジネスにおいて必要な要素をクリアしている(市場価値の高さ)
あなたの事業やビジネス、会社では、これからも減りゆく人口の
日本で大企業と戦い抜く体力はありますか?
それとも、今から中国進出を目指し、準備を始めますか?
結果は、10年後に分かります。
いえ、中国の成長速度を考えると、それは5年後かもしれません。
いえいえ、3年後かもしれません。
いますぐに始めましょう。
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