【中国の戸籍事情は知っておこう!】北京戸籍というブランド力の強さ

中国の現状

中国の戸籍謄本です

今回は、北京戸籍のブランド力についてご紹介します。

まず北京についての復習からです。

中国の首都、北京市。
人口は約2,000万人以上。
万里の長城や天安門
故宮などの観光名所でもお馴染みの
歴史ある都市。
2008年には夏季オリンピック
最近でもアジア経済会議「APEC」が開催され
国の政治機能の中枢があります。

一方で、環境問題は深刻で
PM2.5や汚水の問題
野菜や油、肉類などが使い回し
食料品に関する問題など
人々が安心して安全に住むには
なかなか時間がかかりそうな都市
でもあります。

日本ではあまり気にされない出身地(出生地)
中国ではすごく重要です。

日本ではせいぜい
東京生まれ東京育ちは都会人だなーとか
大阪など関西出身なら笑いに厳しそうなど
イメージがあるくらいで終わりです。

中国では違います。

就職できるかどうかの判断材料になったり
会社での昇進のスピードが違ったり
大学や高校などの入試結果にも
影響を及ぼす要素となっています。

北京市の戸籍を手に入れるために
日本円で何千万円も払う親御さんも少なくはありません。
実際にそういう斡旋業者のようなビジネスも成立してしまっています。
もちろん闇です。

「北京人」という愛称で親しまれています。

「私は北京人です。」と聞くと
「すごい!」と思われる習慣があります。

その反面、特に中国人女性に多いのですが
「北京人=すごい」という方程式を過大評価していて
「北京人なら何でも許される」的な
考え方を持っている人もいます。

ただ「生まれも育ちも北京」でないと
「北京人」として認められないケースもあります。
中国の人からしたら本当の北京人かどうかは
話せば分かるくらい違いがあります。

例えば、発音です。

日本では中国語=北京語と呼ばれますが
実際の北京語は非常に独特で
北京なまりが強すぎると
ネイティブでも何を言っているか
良く分からないほどです。

具体的には舌を巻く「R」の発音が
特徴的です。

例: 羊肉の串

通常の発音: 「やんろーちょわん」
北京なまりの発音: 「やんろーちょわー(R)」
*最後の「ん」が「R」になり
舌を巻く発音になります。

今は変わりましたが

北京でタクシーの運転手になるには北京戸籍を持っていなければならないとか

北京市内で不動産を所有するには戸籍チェックが必要であるとか

北京戸籍のブランド力には凄まじいものがあります。

一方で最近は
北京から別の都市に首都を遷す噂
もあります。

北京戸籍のブランド力が
力をなくしてしまう日も
遠くはないかもしれませんね。

 

 

 

関連記事